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門司港駅の南に隣接する九州鉄道記念館にやってきました。入場料300円


先頭にいるのが9600形です。貨物用の機関車で大正11年製。
9600形なのにでっかい番号が付いているのは、9600から始めていったところ9700形に
追いついてしまい、ケタを増やして対応したため。これは535号機目にあたります
北九州で廃車になったそうです



保存状態いいなー





おつぎはC59です。昭和16年製のトップナンバー機です、旅客用の機関車。







もうピッカピカですよ。どんだけ手入れされてるんだってかんじ。
銘板は昭和15年で打ってありますが公式には16年になるようです





EF10直流電気機関車です。昭和16年製でこの機は関門トンネル用に配置されました
デッキ付きで重厚な印象です


海底トンネルの塩害を防ぐために外板はステンレス製になっているそうです





ED72のトップナンバー機です。九州用に造られた交流電気機関車。昭和36年製
宮崎には来なかったんであんまりなじみがないんですよねえ





昭和12年製造のディーゼルカー、キハ07です。はじめはキハ42000形と呼ばれていました

スリッパが置いてあり中に入ることができます。このあとの車両は靴のままなので特別扱いされてます

現代の車両と較べると間隔がかなり狭いですね。膝を突き合わせて向かい合うことになります


自動車と同じようにクラッチを踏んで変速する方式です





481系特急形電車です。昭和44年製。
こだま形から続くいわゆるボンネット型形状ですが日豊本線でもつい最近まで見かけていた気がします


このシートの色がいいなー、これぞ国鉄特急の色ですよ

座席は簡易リクライニングのヤツになってましたけどこれ14系に付いてた座席かな?
臨時の彗星51号で大阪に行ったときこのシートに座りましたがリクライニングがロックされないため
体を起こすとガチャン!と音を立てて元に戻るんですよ。座り心地はいいんですけどねえ


しかしまあ手入れがいいなあ





581系寝台電車です。昭和42年製

小窓がいいなー



この車両は特急運用から外され近郊電車用に改造されたものになっています(715系)
581・583系は夜行では寝台、昼行では座席車として運用できるように設計されたもので1日フル稼動させる目的がありました


宮崎地区の例だと夜行で彗星として着いた車両を

日中はにちりんとして運用してたりしていたのです
でも座り心地はいいとしてもボックスシートですからお客さんからは喜ばれなかったようです


下段だけベッド状にセットしてある区画がありました。A寝台と同じで幅1mありますので
横になってしまえば快適です。頭上高は仕切りのところに中段ベッドが乗りますので窮屈ではありました
下段は幅高さとも中段上段に勝っているので寝台料金も高くなります


中段、上段のベッドは上に格納されています。セット手順は網棚をクルッとこっち側によけたのち中段を降ろします
(丸い棒みたいなのを支点に降りてくる)。網棚をまた戻してそこに上段ベッドを乗せます。前後の仕切り板を
はめ込み、カーテンとはしごを付けて完了です。かなり凝ったギミックになっていますよ。セットと解体をするのも
大変な作業だったんでしょうね


彗星で1度だけ乗ったことがありますがなくなるまえにもう1度乗っておきたいなー
現在は大阪新潟間の夜行急行にに残るのみです



なぜか石炭車も展示してありました。北九州筑豊は炭鉱に関連が深かったからでしょうか


ポイントなんかも

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